生きているだけで、幸せ。

just being alive.=生きているだけで、幸せ。(Laule’a出版)

関節リウマチ患者の中野加奈の自伝。
Kindle版:https://amzn.asia/d/157qSE
Instagram: https://www.instagram.com/labeaute.108/

学力はもとより、心のやさしさとつよさを育む。
そんな教育方針を心に秘め、教師として勤務を続けて中野加奈氏。
「加奈ちゃん」と呼ばれるほどに親しまれていた同氏は、多くの生徒を支え、ともに成長し続けた。

教師退職後は、セラピストとして活動していた中野氏。
しかし2019年、原因不明の足の痛みに苛まれる。

これまで経験したことのない痛みに当惑する中野氏。
症状は悪化の一途を辿り、ついには手足が動かせず、這いつくばって動くことしかできなくなる。

おりしも、時期は新型コロナウイルス感染症に対してロックダウンがなされていた時代。
診断の機会が得られず、治療が遅れた。

2020年のゴールデンウィーク後、ようやく診断を受ける。
診断結果は、根治が困難な、重度のリウマチ。

しかし彼女は闘病の末、不治の病と言って差し障りないこの病気をほぼ完全に克服、
発症前同様、もしくはそれ以上に、自分らしく女性らしく活動している。

長きにわたる貴重な教員生活、そして不治の病との戦い。
その末で同氏は、かけがえのないことを学び続けたという。
「重い病気にすら、ポジティブな意味がある」と語る彼女の生き方。
そして、今まさに悩んでいる人々に向けたメッセージ。
本書ではそれらを余すことなく述べている。

【著者プロフィール】
中野 加奈(なかの かな)
元教員、現モンテセラピスト、美容家。
学生時代のオーストラリア留学を経験した際、「このような経験を、より多くの子どもたちに伝えていきたい」と考え、教員を志す。
その時代は、学力はもとより、生徒の精神的な成長を支えることに尽力した。
教員を退職後は、モンテセラピーを学び、プライベートサロンLA BEAUTE(ラボーテ)を経営する。
しかし2019年末より、体中に痛みを感じるようになり、のちに重度のリウマチであることが発覚。
最も症状がひどい時期は一日中体に激痛が走り、手足はおろか、指や口元すら動けないほどの状態に。
しかし家族の支えや医師の指導、本人の努力により、症状は劇的に改善。
発症前とほとんど変わらないほど健康に活動できるようになり、サロン経営を再開。
また親友とともに美容クリーム「FURERU mineral cream」を開発。また同製品の宣伝部長も務めるなど、活発に活動している。

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